外国人みんなが日本食が好きなわけではない話

スペイン料理もイタリア料理も韓国料理もベトナム料理も中華もイギリス料理も大好きだけどやっぱり日本食にまさるものはありません。

とはいえ、わたしは火が通ってない食べ物を食べることが苦手なので日本人であるにもかかわらず日本食の代表である刺し身や生魚がのっている寿司(酢飯は好きなので火が通っているものがのっかっている寿司はたべます)は食べないし、ホルモン系も苦手なのでモツ鍋なども食べません。

日本人ではない外国人の人達もこれらの食材が苦手だと言う人は実は結構多くて、「日本食が好きなんだー」と公言する人たちの好きな日本食メニューで共通しているものといえば、照り焼きテイストのもの。欧米系の料理には砂糖を使うことはほぼないとはいえ、あの砂糖たっぷりの甘いテイストが好きというのはわたしにとってとても不思議です。

今日は「日本食が好き」と言いながら、意外と外国人(今回は欧米人の意見を中心に書きます)が食べられないものについて書いてみたいと思います。

豆腐

わたしたち日本人は子供のころから豆腐は食べ慣れているので食感にたいして違和感を持つことはないものの、欧米人にとっては食べたことのないぐちゃぐちゃした食感でしかも味がないから嫌なんだそう!

味噌汁

匂い、テイストともに無理という人多数!

抹茶

苦味があって後味が悪いって!

あずき

ザラザラしている食感が嫌いだってさ!

酢飯

すっぱくて腐った匂いがするとのこと…!なんと日本食テイクアウトショップで酢飯ではない寿司を提供している店、結構あります

欧米系の外国人に渡すお土産として「やっぱり日本らしいテイストのものを」なんて思うかもしれませんが、日本食のことを相当知っていたり食べ慣れたりしていない人にとって抹茶やあずきテイストはハードルが高すぎるので避けた方が無難です。これはわたしの経験でもあり、ロンドンに暮らす友人たちの多くが経験していることなので間違いありません。ちなみに絶対にウケるお土産は『白い恋人』、そのほかは東京タワーとかがプリントされているようなクッキーやチョコレート。面白みはないけど、相手が美味しくないと思うものあげてもしょうがないでしょ。

ということで、もし欧米系の人を日本で食事に連れていなかければならなくなったとき、しかも相手が日本食をほとんど食べたことがなく、でもトライしてみたいと言ってきたときにはさくっとメニューが豊富な居酒屋(しかも焼き鳥とかもあるようなところ)で色々と試させてあげるのが一番です!

なんで今日この記事を書こうかと思ったかというと、わたしの大切な日本製ウスターソースを旦那マーク大先生に台無しにされたからです。ある晩夕食にとんかつを作って、ウスターソースをつけてわたしがそれを食べていると「試してみたい」言いだしたので貸してあげたら、皿にありえないほどの量をだし、挙句の果てには「んー、好きじゃないこの味」とぬかしやがった…!わたしのウスターソース、かえせや!

というわけで、みなさんにはこんな思いをしてほしくないので、ぜひ「外国人みんなが日本食が好きなわけではない」ということを覚えておいていただきたいです。

 

 









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