海外の風邪薬…!イギリスの場合

この前、友達をロンドンの玄関口ヒースロー空港に迎えに行った時、ひさしぶりに空港で「マスク」を着けている人を見ました。しかも黒…!イギリスでは風邪を引いていようとも、マスクを着けるという習慣がないためマスクを着けている人を見るとこちらの人たちは「え!?なになに?」みたいな反応をします。

ちなみにイギリスでももちろん風邪をひくと「咳」がでるわけですが、まあもう、タオルや手で口をおさえてくれるひとなんてごくわずか…。

わたし、風邪引いてますから!!

と宣言するかのように、アホみたいに咳しまくって風邪菌を撒き散らすのがイギリススタイル。

そんなイギリスの風邪薬、超スーパー大雑把なのでご紹介したいんですが、こちら。

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一番イギリスで人気の風邪薬LEMSIP(レムシップ)です。お湯に溶かしてホットレモンとして飲むタイプ、そしてカプセルタイプがあります。これを見ていただくとわかると思うのですがこの薬は『COLD & FLU』用。つまり『風邪&インフルエンザ』用なんです。

日本だとインフルエンザにかかったとなると一大事ですよね。病院でインフルエンザと診断されれば、学校や仕事をおやすみして他の人にうつさないようにするものです。

しかしイギリスでは風邪を引いたくらいで病院に行く文化がありせん。風邪をひいたといって病院に行っても「レムシップ飲んだら治るよ」くらいしかアドバイスがもらえないので、みんな市販の薬で自力で治そうとするんです。そんなわけで、自分がただの風邪なのかインフルエンザにかかっているのかわからないこの国の住人たちは、ヒィヒィ言いながら風邪薬をのみ、ゲホゲホ言いながら会社や学校に向かうのです。

そして彼らは「ああ、久しぶりにヒドイ風邪を引いてしまった」とソーシャルメディアに書き込みをし、みんなからの「早く良くなってね!」というコメントを栄養に、体を回復していくのであります。

ワーキングホリデーや留学でイギリスの来られる方々の中に薬類はどうしたらいいか迷っている方も多いと思います。まあまあかさばりますからね。アレルギー反応を起こしたことがない場合はイギリスの風邪薬をしようしても何も問題ありませんよ!

わたしが唯一、日本から毎年持ってきているものは漢方の胃腸薬です。チャイナ・タウンに行けば手に入るのかもしれないけど、なんだかよくわからないのでこれだけは日本の薬を使ってます。

イギリス国内で、外を歩き回る時のマスクの使用は本当に不審がられるのでやめておいたほうがいいと思います。

ではでは!









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