私の大好きだった猫『まこ猫』のお話

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最近LOFTなどの雑貨屋さんに行くと、ブログから火がついた猫たちのグッズが鬼ほど売られています。日本のみならず、世界中でもインターネット上で日がつきそこらのハリウッドスターたちよりも稼ぐ猫さまたちがたくさんいらっしゃるのです。今世界ナンバーワンの人気猫と言えば、日本ではそこまではやっていないようですがGrumpy Catあることは間違いないでしょう。この前新聞を読んでいたら、ジェニファー・ローレンスよりも稼いでいるとかなんだとか言って書かれていましたよ。それはないだろう!

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まあそんなGrumpy Cat よりも今日本で写真集になったりグッズになったりしているよりも、もっともっと元祖的な立ち位置で人気を博したなんとも癖になる猫が『まこという名の不思議顔の猫』というブログからブレイクし、書籍も10万部以上売れるという記録を作ったタイトルの通り不思議な顔をした『まこ』でした。一枚目に使った写真が記念すべき第一冊目の本で2007年に発売されています。この本を書店で見かけてからというもの、それまで猫にさほど興味はなかったものの、もう虜に。新刊が出るたんびに本を買い集め、そのうちグッズの販売が開始されると手当たり次第にオンラインショップから商品を買っていました。

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そんな私もロンドンに留学したことをきっかけに本屋を徘徊したり、日本語を排除するべく日本語を見ることや読むことなんかをさけるようになっていたこともあり、まこを追いかける情熱を失っていきました。

しかし最近になって、また猫への情熱が再発し始めふと2日前にまこ猫の事を思い出しブログを覗きにいってみたんです。2006年からスタートしたブログは今も定期的に更新されていて、猫たちの写真はアップされているものの、まこ猫の姿が見えません。ふと、プロフィールの文章のところに目をやって気がつきました。まこは亡くなっていたんです。

昨年10月に容態が急変し亡くなってしまったという日記がつづられている日がありました。11年と2カ月の寿命だったようです。『なめねこ』などなど、リアル猫で人気を博す猫たちはたくさんいても、まこ猫の本のようにおしゃれで思わずデスクに置きたくなって、嫌なことがあると取り出して読みたくなる本はなかなかありませんでした。

遅ればせながら追悼の意を込めて、まこ猫のことについて書かせていただきました。今年の日本帰省の際には、実家に置いていたまこ猫の本をロンドンへと持って帰ろうと思っています。









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