マーク大教授の友達、香港マークの話3

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ラムネの食べ過ぎのせいか、歯が痛いチオリーヌです。自分のせいです、はい(泣)

さて、今回で第3回目となりましたマーク大先生の友達、【香港マーク】のお話です。超スーパーお金持ちのおうちに育った香港マークは37歳にして食費、旅行代、お洋服代、クラブで遊ぶお金まで全てにおいてご両親に出してもらい「これは僕の両親のサポートさ!」とさわやかに言ってのけてしまう37歳だけど10代のピュアさを持った男です。

一応言っておきたいのが、香港マークはちょっぴり世間知らずな超スーパー純朴なだけで嫌味な部分は一切なく悪気もまったくないということ。私はこの人の面倒を見ながらちょいちょいイラっとはしたけどある意味私の予期していなかった発言を繰り返すので次第に面白いなと思うようになったわけです。

香港マークがいつ友達とでかけるのかとかまでスケジュールを確認していたわけでもなかったし、そもそも宿を提供してあげているだけで夕食を作る必要があるのかとかもよく分からなかったので、

「今日夜、家にいるなら夕食マーク教授と私と一緒食べる?」

と聞いてみました。私は勝手に「え、いいの?もしよかったらおねがいしまーす」とかそんな返事が返ってくるのかなと思っていたけど香港マークは、

「僕、アンチョビ以外だったら食べれるからね」

と、もはや夕食付の宿にでも泊まっているかのような回答を私にくれました。アンチョビとか食べてないので安心してくださいやったわ(怒)まあ、そんな感じで家で料理してると「良いにおいがする~。何~?」とか言いながらおしゃべりしようとキッチンにやってくるかまってちゃんぶりをかましまくっていました。

ほかはというと、1週間も滞在するなら洗濯物も溜まるだろうと思い

「洗濯しよか?」

と聞くと

「あー、お願~い。ジーンズも洗ってほしい」

って。ジーンズもですか…?(怒)と思いつつ、香港マークのために2階も洗濯機を回したのでした(笑)。

この「お言葉に甘える」姿勢って、イギリス人と日本人はあんまりしないけど他の国では当たり前のことなのかなと関心を持ったのであります。たぶん私がまだもうちょっと若かった時にはこの態度に大激怒していたかもしれないけど、「そういう考え方があるのか、そうかそうか」と思う姿勢を持てるようになったのはロンドン生活のおかげでしょう。

それでは第4弾でついに締めくくりになります。









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