英語の文法やリーディング、ライティングは得意なのだけど、スピーキングだけがなかなかうまくできないという悩みを抱えている方ってきっと多いはず。
リーディングが得意ということは単語力もそれなりにありますし、さらに文法やライティングも得意なら相手にいいたことを伝えることはほぼほぼ完璧に出来る状態。
あなたに今足りないものは「勇気」と「自信」だけなんです。
そんなあなたにスピーキングの自信を与えてくれるのが、英国生まれの英語学習法『カランメソッド』!
今回はこの『カランメソッド』の効果について、わたしの実体験とともにご説明します。
こんにちは、チオリーヌです。
ロンドンで語学留学生をしていた頃、わたしはスピーキング、ライティング、リーディング、リスニングなどを全体的に織りませながらレッスンを行うジェネラルスピーキングのコースに通っていました。
でもある時から、座学はまあまあ出来るのに、スピーキングが伸び悩んでいることに気が付きました。
そこで、ロンドンでも有名だった、スピーキングに特化したカランメソッドの学校にも、ダブルスクールという形で通ったんです。
実はこのカランメソッドの学校こそが、わたしのスピーキング力をグンとあげてくれた鍵だったのです。
このカランメソッドの学校はわたしに英語で話をする勇気を与えてくれました。
この記事が、今まさにスピーキングに伸び悩んでいる人に勇気を与えることができればと思っています。
Contents
カランメソッドとは?
イギリス生まれの英語学習法で、レッスン中は大きな声でひたすら先生と決まった文章と決まった回答を繰り返して会話し続けるという一風変わったスタイル。
授業中に先生が黒板にいろいろと書いたり、生徒がノートに書き込んだりする普通の授業スタイルではなく、とにかくカランメソッドはスピーキングと発音矯正に特化したレッスンなんです。
カランメソッドの特長まとめ
- 高速の先生の質問に対し、生徒がすぐに回答。その回答を先生が助けるという流れを繰り返す
- 先生の助けにより強制的に瞬時に回答する訓練
- 訓練によって、頭の中で日本語に翻訳するプロセスを強制的にストップ
- 頭の中で考えることなく、反射的に英語で返答できる「英語脳」を形成
- 日本人の苦手なLとR、SとTH 、BとV等の発音矯正
- レベルが12に分かれているので初心者から上級者までに対応
カランメソッドを使ったレッスン風景の動画がこちら
上の動画は初級者向けのレッスンの風景。内容も簡単で、短めの文章を繰り返します。
こちらが中級者向けのレッスンの風景。文章も長くなり、単語も難しくなってきます。
カランメソッドのレッスンを受けるべき人
カランメソッドのレッスンは今までに体験したことのない、かなり変わったスタイルなので、わたしもカランメソッドのレッスンを取り始めて、3回くらいは大パニックでした(笑)。
でも受けているうちに慣れていきますのでご安心を!
わたしが考える、カランメソッドのレッスンを受けるべき人は以下のような人かなと。
カランメソッドのレッスンを受けるべき人
- 文法やリーディングはそこそこできるけど、スピーキングのときに言葉が出てこない人
- 座学だと眠くなってしまう人
- もともと声が小さい人
カランメソッドで実際にわたしに効果があったこと
カランメソッドで検索すると「効果なし」という記事もよく見かけますが、わたしはカランメソッドこそスピーキングが不得意な日本人に必要なレッスンだと確信しています。
そんなカランメソッドのレッスンを実際にわたしが受けて効果があったことはこちら!
大きな声で英語を話す習慣がついた
もともと日本語でおしゃべりするときはまあまあ声がでかいくせに、英語を話すとなると、小さな声になってしまいがちな人も多いと思います。わたしも実際ににそうでした。
声がちいさくなってしまう原因は「英語で話すことへの自信のなさ」です。
でも「声が小さい」と「余計に下手くそな英語を聞き取ってもらえません」。
そして「相手に理解してもらえず、会話終了」という悪循環に……。
おそらく相手に「こいつ、英語で喋ってない」とすら思われることも……!!!!
カランメソッドは大きな声で先生との会話を繰り返します。
クラスでの受講の場合、他の生徒が5人、6人いるときには、最初は大きな声を出すことを躊躇してしまいますが、これもどんどん慣れてくるんですね。
大きな声で話すと下手くそな英語にも耳を傾けてもらえるようになるし、日本語英語な発音でも理解してもらえるようになります。
苦手だったLとR、SとTH 、BとVの発音が完璧になった
英語で大きな声で話せるようになっても、やっぱりLとR、SとTH 、BとVの発音はそれなりに訓練しないとうまく発音出来るようになりません。
その一方でこのLとR、SとTH 、BとVの発音さえマスターすれば、その他が日本語英語の発音でも100%通じるようになります。
カランメソッドでは普通の語学学校のレッスンや英会話レッスンではやってくれない、正直「勘弁してくれーーーい」と思うほど発音を正してくれます。
しょっちゅう、一つの単語を10回以上、正しい発音が出来るまで言い直しさせられることもあります。
でもこの強烈な発音矯正のおかげで……
- 聞き間違えられてまったく頼んでいないオーダーがレストランででてくることも
- 名前を聞き間違えられることも
- 1万回くらい聞き直されることも
- 意味がわからないと言って無視されることも
なくなりました!
会話に勢いよく入っていくことができるようになった
数人で英語で会話しているときに、言いたいことがあったのに、発言しようとしたら別の話題に移ってしまっていることってよくあります。
その原因は、言いたいことをまず頭の中で日本語で考えて英語に変換しているから。
そうすることで時間がかかりすぎて、発言したいときにはもうその話題は終了しているんです。
カランメソッドの英会話って常に、良い意味で「前のめり」なんですね。
レッスンを積むことで、頭の中で英語やら日本語に翻訳することがどんどん少なくなり、会話に食い気味に入っていくことが出来るようになります。
多くの外国人たちは、人がまだ話し終わっていないところで、すでに自分の意見を話し始める人が多いんです。
会話に「前のめり」「食い気味」に入っていくスキルをカランメソッドで身につけることができたわたしは、会話の流れが格段に良くなったことを実感しました。
カランメソッドのレッスンは少人数制か一対一がオススメ
カランメソッドのレッスンをクラスで受けるとき、先生は生徒一人ひとりに質問を投げかけていきます。
そのため、クラスの人数が多いと、一時間のレッスンの間になかなか自分に質問が投げかけられず、スピーキングメインの授業なのに、黙っている時間が多くなってしまいます。
もし、語学学校でカランメソッドのレッスンを受ける場合は、閑散期を選ぶべき!
高校生や大学生が長期休暇の特に夏休み期間は、グループレッスンはオススメしません。
わたしが通っていたロンドンのカランメソッドのスクールは、夏になると多いときには10人くらい生徒がいて、なかなか自分に質問を投げかけてもらえないこともありました。
秋になると、一気に生徒が減ってラッキーなときには先生と1対1なんてこともありましたけどね!
オンラインでカランメソッドのレッスンを受けると、1対1でみっちり授業が受けられるのでおすすめ。オンラインのカランメソッドについては後でお話しますね。
カランメソッドのレッスンを受ける期間
カランメソッドのレッスンは正直言って飽きてきます!
クラスメイトと一緒に何か一緒に作業するとかそういったことはないので、レッスンが単調と言えば単調なんですね。
わたしは3か月のコースを毎日2時間取ったのですが、2か月くらいで飽きて、3か月目はかなり辛かったです。
そこでわたしがオススメするカランメソッドのレッスンを受ける期間を考えてみました。
カランメソッドのレッスンを受ける期間
- 1か月半、毎日、2時間レッスンを受ける短期集中型パターン
- 3か月で週に3回、2時間レッスンを受けるのんびりパターン
これくらいが一番飽きないはず。
実際にわたしがカランメソッドをオススメして、多くの友人達がロンドンのカランメソッドのスクールに行きましたが、やはり「2か月が限界。飽きるね」という意見が多かったです。
カランメソッドをオンラインで試してみる
ロンドン発の英語学習法というだけあって、ロンドンにはカランメソッドを取り入れた語学学校がたくさんあります。
ロンドンへ語学留学やワーホリ(YMS)で行かれる方には、カランメソッドの学校はぜひおすすめ。
でも日本にいながら、オンラインでカランメソッドのレッスンを受けることが出来るオンライン英会話の学校があります!
それは【ネイティブキャンプ】。
ロンドンのカランメソッド正式認定校で、カランメソッドのプロの教師がしっかりオンラインでレッスンを行ってくれます。
さきほどもいいましたが、カランメソッドのレッスンは少人数かマンツーマンのレッスンが絶対にいいので、このオンライン英会話なら1対1で、みっちりレッスンが受けれるし最高。
わたしもネイティブキャンプは使っていましたが、ネイティブキャンプをおすすめする理由はこちら。
ネイティブキャンプをおすすめする理由
- 予約不要で24時間365日好きな時にレッスンができる
- 現在7日間の無料体験できる
- 月額5950円
- 無料で使える教材のレパートリーが多い
ネイティブキャンプには「カランメソッド」のレッスン以外にも、旅行英会話のレッスン、ニュース・トピックについて話すレッスン、TOEIC対策のレッスンなどとにかくいろんなレッスンを好きに選ぶことができるのが良いですね。
カランメソットばっかりやっていても飽きることもあるので!
まとめ
この英語学習法は「軍隊式」とか「訓練」「特訓」という言葉がまさに当てはまるスタイルなので、おそらく向き不向きもあると思います。
これまで受けた英語のレッスンとはまったく違うので、1回、2回のレッスンではカランメソッドの良さはわからないかもしれません。
でも、文法やリーディングはまあまあ出来るのに、英会話のスキルに伸び悩みを感じている人は確実に効果があると、わたしは断言します!
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