ロンドン動物園でゲイカップルのペンギンを讃える『ペンギン・プライド』開催

こんにちは、チオリーヌです。

LGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティの存在を社会に広め、「”性”と”生”の多様性」を祝福するイベントとして日本でも行われている『東京レインボープライド』。

このイベントのロンドン版『プライド・イン・ロンドン』の大規模なパレードがロンドン中心部で2019年7月6日(土)に開催されます。

そんな『プライド・イン・ロンドン』の開催に合わせ、今年はロンドン動物園で『ペンギン・プライド』なるものが開催されているのでご紹介したいと思います。

ペンギンにはゲイカップルが多い

ペンギンには同性愛のゲイカップルが多いってみなさんご存知でしたか?

野生のペンギンはもちろん、世界中の動物園で飼育されているペンギンたちの中でも多くのゲイカップルの事例が報告されています。

ペンギンのゲイカップル、卵を温め孵化に成功

 

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その中でも有名なゲイカップルペンギンの一組が、ロンドン動物園に暮らしているペンギン、RonnieとReggie。

この2羽は2014年、他のカップルペンギンが育児放棄した卵を大切に温め、孵化に成功!

RoonieとReggieは生まれてきた赤ちゃんペンギンKytonを2羽で大切に育てたのです。

ロンドン動物園には3組のゲイカップルペンギンが暮らしている

 

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ロンドン動物園には91羽のペンギンたちが暮らしていますが、RoonieとReggie以外にもNadjaとZinner、DevとMartinという3組のゲイカップルペンギンが暮らしていて、いつも寄り添って眠っているそうです。

ロンドン動物園で行われるペンギン・プライド

 

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現在、ロンドン動物園のペンギンコーナーでは、LGBTの権利をサポートするためのチャリティグループStonewall主催のキャンペーン『Get Over It(乗り越えよう!)』に敬意を表し、「SOME PENGUINS ARE GAY! GET OVER IT(ペンギンにだってゲイはいるんだ!一緒に乗り越えよう!)」と記されたバナーが設置されています。

さらに動物園では、ペンギンやパンダ、ヤギ、キリンなどの動物においてどれほどゲイカップルの子育てが一般的であるかを説明するトークショーも開催中。

 

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2019年6月7日から7月26日までの毎週金曜日、通常開演時間とは別に夜18時から22時まで動物園が特別にオープンする『ZOO NIGHT』が行われていて、この時間帯にトークショーの中で動物界のゲイカップルの真相が語られます。

気になる方はぜひ!

★参考記事

Some penguins are gay. Get over it.

ロンドン動物園公式ホームページ









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