ロンドンの庭にはキツネがやってくるよ

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今年のロンドンの夏は、4年間暮らしてきた中で一番最高の夏やと思います。初めてロンドンにきた2011年7月はコート着て歩いてたし、ロンドンは美しい景観とは裏腹に空気が鬼ほど汚いので鼻水が止まりませんでした。ちなみに今でもとりあえず毎日鼻くそは真っ黒で、鼻毛も日本にいたころより気にしなければなりません。特に地下鉄に乗った日はひどい。空調がないもんで地下鉄の窓が空いてるわけで、アホほどチリほこりが電車の中に入ってきていると思われるのです。というわけで、みなさんロンドンにくるときは鼻毛カッターをもってきてください。こちらの100円均一ならぬ1パウンドショップでも買えるけどな!!!!

さて、本日の本題はロンドンの庭にはキツネがやってくるというお話です。とはいえ、みんなが想像しているような可愛いしっぽがモフモフのキツネではなく、こちらにいるのは顔とかシッポが黒っぽくてとりあえず悪役顔のキツネ…!ドラえもんの悪役に出てくるような顔してます。

ロンドンの中心部の方にある住宅地からすこし郊外の住宅地まで夜になるとたくさんのキツネが徘徊していて、基本的にゴミを漁っています。夜になるとと申し上げましたが、もう完全に人間のことも怖がっていないし、むしろナメているのでマーク先生の実家に至っては昼間でも庭をうろうろしているし、キツネが倉庫の屋根で昼寝をしている始末。マークの母ちゃんは庭にいたずらをするキツネが大嫌いなので日本でいう「しっしっ!!!」と動物を追い払うような感じで、母ちゃんは「プスーッ!!プスーッ!!!」と威嚇しても完全に無視。倉庫の屋根に寝頃がったままちらりと目線だけたまーにこちらに見せるモノの起き上がりもしない(笑)

ということでかなりキツネにロンドン市内は牛耳られているのです。キツネたちはわりと凶暴なようで庭に鶏の小屋を持っていたりすると荒らすこともしばしばあるということで、マークの実家に暮らすマークのお姉さんは自分が飼っている猫を大人になるまでは出さないという外出禁止令を下したのです。

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とはいえ、まえは外にビビりまくってたけど最近では興味津々な、このブログで歯屁の臭い猫でお馴染みのキャスティエールくん。(あれ?名前公開したことあったっけ?)つねに玄関や庭に出るためのドア付近に座っていてあわよくば外に飛び出そうと必死。

たしかにこいつ、キツネと戦っても3秒で負けそうです。なので今、マーク大先生の実家に行ったときには扉を開けるたんびに横入りしてうねうねしながら部屋を出入りしなくてはいけないのでした。









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