留学中に英語が話せなくて悩んだ時にやろうとしたあほなこと

さすがに4年間ロンドンに暮らしてきたので日常会話にそこまで困ることはなくなったものの、いまだにお客様コールセンターに電話した時ときに相手がむっちゃくちゃなまりのある話し方やったり、早口すぎると聞き取れないチオリーヌです。

そんな私が留学当初、英語が話せなくて聞き取れなくて悩んだ時にやろうとしたあほなことがあります。それは「お酒飲んで学校に行こうとした」ことです。普段クラスではうまく話せなくても、お酒が入ると勢いがついて「間違った英語話してたら恥ずかしいな」という気持ちが吹き飛ぶことを知っていたからです。

で、ある日その画期的かつあほなアイデアを誰に話したのかは忘れてしまったけど、その話した相手に「それってアルコール中毒の始まりだよ」と言われ撃沈。あえなく私の「朝からショットかまして学校にのりこもう」作戦は実行にもうつされることなく終了しました。

そして今、酒を飲まずとも自分の意見を言える様になったし自分から話題を振る勢いもついたのだけども、これはなかなか越えられないなあと思うことが1つあるんです。それがヨーロピアンズのハイテンションぷり。もちろん全員がそうではないし、日本では私自身が人がドン引きするようなテンションを持ち合わせていた人物だったような気がするのだけど、ロンドンでの生活の中でたまに彼らのテンションについていけなくて、でもなんとかついていこうとして無理してお酒飲んで1人殉職してしまうこともあったり…(笑)

ヨーロピアンズのテンションの高さは日本人の度を1万倍くらい超えてて、メーター完全に振り切ってるなと感じることがちょいちょいあるわけです。マーク先生の友達がクレイジーなだけなのかもしれないけど、奇声のあげっぷりとかデカいからだをゆさぶってのオーバーリアクションや力強い力説には酔っぱらってても目が点になることも。お酒のんでも「なんだこのアジア人!?」ってドン引きされるんをどこかでビビってるのか、一人馬鹿になれず逃げだしたくなったり、「バカになる必要なんてなくない?」って冷めてみたり、「ああなれたらきっと楽しいだろうなあ」と思ったりとまあ未だにこの街ロンドンでの自分の立ち位置が分からないと感じることもあるのです。

とはいえ、こんな私にも長く仲良くしているヨーロピアンの友達もおるんです。語学学校で知り合ったスペイン人のニエヴィスはおしゃれで優しくて穏やかな女の子で、語学学校卒業後はもともとスペインでやっていた建築家としての仕事をロンドンでも引き続きがんばっています。マリメッコが大好きだったり、雑貨の好みなんかが似ているので一緒にマーケットをふらふらしたりお茶したりちょくちょくしているのですが、今週末はニエヴィスとこちらも建築家で彼氏のジョアオ(ポルトガル人)とマーク大先生と一緒に日本食ランチに行ってきました。

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ひとつのテーブルで日本、イギリス、スペイン、ポルトガルの4か国籍が入り混じっているところがロンドンらしいところです。ニエヴィスはマドリッド出身でジョアオとマドリッドにある大学の建築学科で知り合い、ジョアオがロンドンで仕事が決まったから一緒にロンドンに引越してきたという2人は毎年マドリッドに遊びに行っているのでもはやマドリッドのエキスパート的な存在。今年10月の結婚記念日にはマドリッドへ行く予定なのでおすすめの場所やらを聞いたり、そういった話で盛り上がりました。

まあ最後にまとめると、無理してクレイジーなヨーロピアンについていこうとしなくたって国籍が違っても気が合う外国人の友達は出来るよね!ってことです。留学中に同じ悩みを抱える人もいるかもしれないけども、安心してアルコール中毒になることなくがんばっていきましょう!









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