【語学学校生必見!】『出川はじめてのおつかい』に学ぶ、英語を話す勇気

世界の果てまでイッテQ!」のご意見番としてお馴染みの出川哲郎氏がチャレンジする同番組内の企画『出川はじめてのおつかい』動画に心打たれたチオリーヌです。打たれ強く一生懸命な頑張り屋さんの出川氏は昔から大好きだったんだけど、この企画を見て「ああ、ロンドンに来る前にこの企画を見ていればなあ」と悔やまれる程彼には頭が下がりました。

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企画の内容は英語がほぼ話せない出川氏が英語圏の街に1人放り出されて、番組が与えたお題(観光名所を探すとかお土産物をみつけてくるとか)をクリアするべく奮闘するというもの。第1弾はニューヨークで第2弾はロンドンでした。普段日本のテレビはほとんど見ないんだけど、これだけは面白いと勧められyoutubeで見てみることに。

私がこの動画から学んだ事は、外国語とはスキルよりも情熱が大切であるということ。出川氏は知っている単語数も少なければ、ま~失礼な命令口調の英語でしゃべりまくってるんだけど、物怖じしないところや伝えようとするボディーランゲージが尊敬の域に達していました。

動画コメント欄に「日本人の恥」とか書いている人もいたけど、その人がこの企画に挑戦しても絶対にクリアできなかっただろうよ!と言ってやりたいなと。その理由は第2弾のロンドン編の一コマに現れてて、アシスタントとして出演している河北麻友子ちゃんは確かに帰国子女で英語の発音も良いけど、出川氏とイギリスの世界遺産についての問題クリアを競争した時に負けたシーン。河北麻友子ちゃんは英語が出来るって自信があるからこそ正しい単語で相手に伝えようとしてなかなか質問に至らなかったんだけど、もちろん世界遺産なんて英語の単語を知らない出川氏はそれを伝えるために自分が知っている単語を鬼ほど連発して説明しまくって質問し、見事河北麻友子ちゃんを負かしていました。

出川氏は日本人が陥りがちな、英語話せない→間違えた英語話してアホだと思われたくない→だまるというストーリーにハマることなく、英語話せる(いくつか単語知ってるだけ)→パッションで質問(単語もめちゃくちゃだけど必死で何か聞いてる感があるので聞かれた側もなんとか理解してあげようとする)→問題解決(ただ教えてもらった答えをすぐ忘れちゃうけど)ってスタンスが作り上げられていて、彼は英語を伸ばすための必要な要素をたくさん持っているなあと感心してしまったわけです。

私も最初間違いが怖くて怖くて黙ってることが多かったけど、日本語を勉強する外国人の人達が一生懸命話してる姿に感銘を受けたり、彼らが話すむちゃくちゃだけどなんか言いたいことは分かる日本語を理解しようと一生懸命聞く自分の姿勢に気付いたりしたなあと。それからだんだんと間違いを恐れなくなったり、伝えたい単語が出てこなければ自分が知ってる他の単語を使って説明したり出来る様になっていったわけです。

『出川はじめてのおつかい』動画の中ではちょいちょい、出川氏のむちゃくちゃ英語に呆れてどっかに行かれてしまったり怒られたりするシーンもあったけど、今から外国語を学ぼうとか留学しようとしている人に「語学ってね、発音とか完璧な英語スキルじゃなくて情熱(パッション)が必要なんだよ」ってことを第1弾と第2弾から感じ取ってもらえたらなあと。感動しつつもくっそ笑ったけどね!!

1つだけ『出川はじめてのおつかい』の制作チームに文句言いたいのが、ロンドンの観光名所であるこれ↓

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これがロンドン橋だと思っている人も多いけど、これはタワー・ブリッジという別の名前の橋なのです。でも番組内ではロンドン橋と紹介されていて、ロンドンLOVERSの私としては「おいおい、何してくれてんだい!!!!!!」だったね。ちなみに本当のロンドン橋はこちらのクソ地味な橋です。

London_Bridge,_Lake_Havasu,_Arizona,_2003

ということでぜひ見逃してしまったという方はyoutubeで『出川はじめてのおつかい』を検索してみてください。もう見たけどただ「出川アホだな」と思っただけという方はもう一度違った視点から見直してみてくださ~い。









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