愛するリサイクルショップ巡り

ロンドンに来てから2年半頃から私の趣味はリサイクルショップ巡りになりました。イギリスロンドンではリサイクルショップは通称チャリティショップと言われていて、みなさんのいらないものをかき集めて販売しているお店がとにかくいたるところにあります。そしてそれらのお店はチャリティショップと名前がついているだけあって、収益金は賃貸料をのぞいて全て何かしらのチャリティ団体へと寄付されるのです。

働いている人達も全てボランティアで、彼らは一切お金をもらっていません。素晴らしいことにボランティアでもしっかり人が足りているのです。お店の商品がなくなってしまうこともなく、誰か毎日色んなものをお店に持ってきては、それがどんどん販売されていきます。マーク先生と私もいらないものが出ると、それをチャリティショップへと持っていきます。私たちがいらないものでも、他の人からしてみれば宝物のように見えるのです。

まさに他の人に「いらねえわ」が私にとって宝物に見えることが多いのも事実!だから、「あ~これ欲しいなあ」と思うモノがあると、まずはチャリティショップにのぞきに行きます。チャリティショップで買い物をすることで、安くてそれなりにいいものが手に入ることと、私の買い物が募金にもつながるという2つのいいことが起こるわけです。

今日はマーク大先生の母ちゃんと一緒に「ガールズ・アウト」と名付けられた女子だけのお買いものに出かけていました。目的はバーゲンの残り物を漁りにいくことです。私は買い物に行くとき、忘れないようにするためと余計なものを買わないようにするために買うモノをメモして行きます。本日の買うものは、トイレ掃除のブラシとゴミ箱と玄関先でカギを置くための小物入れ。さすがにトイレ掃除のブラシとゴミ箱はチャリティショップの中古品を買うのは抵抗があります。っつか、そんなもんさすがのチャリティショップも売ってません。ということでチャリティショップで狙っていたのは、玄関先でカギを置くための小物入れだったわけですが、予想以上にいいものがみつかりました!

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こちらのリスモチーフの受け皿!!!!!!!!!!可愛すぎるでしょ?値段は1ポンド50ペンス(約280円)!!多分10ポンド位はもともとしたんじゃないかなあと思うんだけど、思っていた以上によいものが手に入り満足。ね?誰かが「いらんわっ、こんなリスのわけわからん置物!チャリティショップもってこ!」って排出したもんが、私にとっては小躍りしたくなるほどの逸品になったわけです。

ちなみに、ロンドンやロンドン郊外のエリアによってチャリティショップで販売されているものの質や商品のバリエーションは全然違います。基本的にお金持ちのイギリス人達が暮らすエリアのチャリティショップの質はかなりいいんです。というか、多分ヨーロッパ小物が好きな日本人好みのラインナップになっています。チャリティショップには洋服から生活雑貨、家具まで販売されているのですが、60年代や70年代の日本では高額で取引されているようなヴィンテージ家具や食器類もただのカスのガラクタレベルでとりあつかわれているため、鬼安です。

私はそういうカスのガラクタを見て目を輝かせているわけですが、マーク大先生にはやはり古クサい老人が持っている家具にしか見えないようで、

ぜったいに嫌。

とだけ言われ取り合ってもらえないのでした。まあ、この感覚はマーク大先生が日本の100円均一で目を輝かせ鬼クソダサい安っぽすぎる扇子を

これ、家に飾ろう!!!!!!!!!!!!!!!!

と言うのと同じなのであろう。まあ今日はこんなところです。









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