マーク大教授の友達、香港マークの話2

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I go nuts for doughnuts(私はドーナッツ狂いです)』こんなTシャツが販売されていました。英語をまなんでいなかったらドーナッツの写真だけに惹かれてこのTシャツを買っていたかもしれません。

さて、マーク大先生の友達、香港マークのお話です。香港マークの基本事項については前回ブログを参照にしてください。

香港マークは今回1週間滞在中にやりたいことの最大の目的はロンドンで行われるクラブイベントに参加することでした。先週日曜日にやってきて、そのイベントは金曜日。そう、とくにやることがないわけです。2人のお友達と食事する約束はしていたようなのですが、特にそれ以外はサッカー用の靴を買いたいとか服を買いたいとかそんな感じでした。

ちなみに香港マークはお仕事をしてもあまり続かず、今回も次の仕事との間の休暇と称してロンドンに来る前にはオランダのクラブイベントに参加して、それからロンドンにやって来ていました。香港からのフライトやクラブイベントへの参加費、洋服もHUGO BOSSの服しか買わないという徹底っぷり…

「おいおい、その金、どっから出てきてるんだ…?」

これがリアルな私の心境でした。ただ私がそんな疑問を口に出す必要もなく、その秘密をサラッと明かしてくれました。

両親が出してくれてるんだ。僕はこれを恥ずかしいとは思っていないよ。香港には僕のサイズの服はないし(香港マークは190センチくらいあるので、合う服が香港にはないそうだ)、こんな風にロンドンに遊びに行ったときはアメリカに休暇に行ったときしか服を買う機会がないってのも両親は分かってるし、僕が香港でハッピーではないことだって知ってるからね。これは両親からのサポートなんだよ」

な、なるほど。それから続けて香港が嫌いな理由を熱弁していたのですがそれをまとめて箇条書きにするとこんな感じ。

1)好きな野菜がない
→香港マークはピーマンとブロッコリが大好きなのだけど、香港でそれを手に入れるのは難しいと。ロンドンでは簡単に手に入る。
2)メイドがいる家が嫌
→彼のおうちには通いのメイドさんがいて、掃除や洗濯をやってくれるそうなんだけど、自分でやりたくでもその人にお仕事をあげなくてはいけないからできないと。
3)お金持ちのやっている行動の意味が分からない
→香港マーク曰く、お金持ちは趣味でビジネスをやっていてお金を失っていても気にしていないんだって。だから誰かがお金を儲けようとしてビジネスを頑張ろうとしても勝ち目がない仕組みになっていて、一生懸命働く意味が失われていっているように感じると。
4)自分の立場があいまい
→オランダ人と中国人のハーフであるマークは見た目はアジアより。でも名前はオランダ人なので、不当な扱いを受けることが多いと。
5)恋人が出来ない
→いい仕事もしていないし、年齢もだいぶいってしまっているのでステイタスを気にする香港人の女の子相手では恋人が全く出来ない。
6)クラブ友達がいないし、クラブイベントもあまりない
→子供の頃の友達は結婚して子供もいるから夜遊びに付き合ってくれないし、あまり良いイベントが香港では開催されない。

と主張する香港マークは、ロンドンならこれらの悩みが全て解決できるんだって言っておるんです。ちなみに香港マークはオランダと香港のパスポートをどちらも持っていて2重国籍なので、ロンドンで普通に働くことも可能。

「そこまで言うならロンドンに来たらどうなの?」

と言うと、

「ロンドンは家賃高いしさ~。仕事もあるかわかんないし~」

と言い訳…!!!!ちなみに香港では実家暮らしなので家賃の心配もないし、ロンドンに来てしまったら、家で飼ってるネコと離れ離れにならなくちゃいけないしい~と、もうね10代の子と話してるのかな?って勘違いさせられる状況を作り出してくれる香港マークさんでしたが、こんな話をした翌日、ある友達と食事をしてからとてつもなくいいアイデアが浮かんだようなのです!!









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