いやはや、3月23日についに30代に突入したチオリーヌです。イギリスでは30歳のお誕生日は日本で言う20歳のお誕生日級に特別なようで、両親が強烈なお金をかけてもんのすごい誕生日パーティーを開催する家族もいるほど。そんなこともつゆしらず、私の母上は
「お誕生日おめでとー!いくつになったのー?」
とか言っていましたけどね。ま、それはさておき、そんなスペシャルなお誕生日のためにマーク先生はベルリン旅行を準備してくれたのです。ありがたや~。なぜベルリンかと言うと私がテクノが好きなのでテクノのメッカであるベルリンで30歳のお誕生日を過ごそうと考えてくれたようです。
そんなわけで、ベルリンにいってきたわけですが、今回の一番の目的はベルリンの伝説的クラブ、ベルグハインに行くことでした。ただこのクラブ、入店に基準があって入口いるバウンサー(ドアマン)が客を選んでいるというなかなかカオスなクラブなのです。普通「客を選ぶ」といえばきちっとした格好をした金を持ってそうな客を店に入れるとかそういったところが多いわけですが、ここのクラブはいまだ審査基準がいまいち謎と言われているクラブ。とりあえず全身黒っぽい恰好で、ヒールの靴などはNG。「音楽を愛していて踊りに来た」というのはまず伝わらないとだめでさらに観光客なんかもなるべく避けているとのこと。
鬼のように人気のあるクラブなので3~4時間待つこともざらで、そんなときでさえ指一本で入店を拒否られることもあるなかなか残酷な場所でもあるわけです。
とまあ、色んな前情報を聞いて計画をたくさん練っていったわけです。基本週末のイベントはは土曜日夜中12時から月曜の朝6時までノンストップでやっているんだけど、日曜の午前中から昼にかけては比較的列が少ないよと聞いたので、そこを狙っていくことに。さすがに2泊3日で来てる旅行中、4時間待って入店拒否はきついだろうと。
で、この日はベルリンに住んでいる私の友達と合流してマーク氏と3人でベルグハインに向かうと行列ゼロ!!!!で、入り口に行くと、
「Sorry」
のひとことで3秒もたたないうちに入店を拒否られることに・・・。苦笑いしながらも、イベントはまだまだ続いているわけだし、昼は観光してまた夜戻ってこようということになったのです。
友達に連れられマーケットやら大聖堂やらを堪能し、ドイツ料理レストランに行って豚カツに似た伝統料理シュニッツェルを食い散らかし午後9時、再びベルグハインに向かうことに。1回目は3人でならんだので、もしかしたら人数が多すぎたんじゃないか!?ということで、2人と1人で分かれて並ぶ計画を立てベルグハインに向かうと、またもや1人しか並んでない。冷や汗をかきながら並ぶと、目の前に1人で立っていた女の子が速攻入店拒否。デジャブ。
そして私とマーク先生。
はい。またもや2秒で入店拒否。
「ま、まあさ、3時間とか並ばなかったのが救いだよね!うん」
と3人でほざきながら、再び最寄駅へと戻ったあと、別のクラブを探すもなぜかそのクラブが見当たらず場末にもう何年前の曲か分からないようなR&Bが流れる鬼ダサいバーに流れ着き、きっつい酒を飲んで解散したのでした。
とはいえクラブ以外にも動物園行ったり水族館行ったり、ソーセージ食べたり楽しい誕生日トリップを過ごしたのでご安心を。でも残念だったわ~~~~。
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