イギリスで『外国人/外人』として暮らすわたくし。どの国に行っても「ほらよ!」とその国の国民たちと同じ権利をすべて与えられることはあんまりないと思います。というわけで、イギリス在住5年となったわたしも今でもまだまだ外国人は外国人なわけです。
それを最も痛感するのが
イギリスに滞在するためのビザを申請するとき。
わたしはイギリス人のマーク大先生と結婚しているのでイギリスで結婚ビザ(スパウスビザ)を申請し、イギリスに滞在しています。わたしに適応されているビザは5年間結婚していたらそのあと永住権をあげるよというもの。
でも結婚した時に申請するビザで5年間滞在できるビザを「ほらよ!」とくれるわけではなく、2年半ごとに更新しなくてはいけないわけです。
そして今年の5月。最初に取得した2年半のビザが切れるので更新することになるのですが、まー、この申請料がむちゃくちゃ高い。
簡単に説明すると
ビザの申請料 1311ポンド(約21万2700円)
※郵送での申請ではなく、提出日と同日にビザを受け取ることのできる特別サービスを使った金額。
郵送の場合は300ポンド(約5万円)安いけど下手すると半年間ビザが手元に来ず、
パスポートもない状態が半年続くのであーる。
ヘルスケアチャージ 500ポンド(約8万1000円)
※イギリスの国民保健的なもの。前払い。
英語の能力試験証明 150ポンド(約2万4000円)
※イギリスは中学生レベルの英語が話せないと結婚を認めてもらえないのであーる。
合計 1961ポンド(約31万7700円)
この金額が2年半の結婚ビザにはかかるのです。(※2016年3月現在)
ちなみにこれ、イギリス国籍を持つ人と結婚してイギリスに暮らす場合こんだけ払わなくちゃいけなくて、もしわたしがイギリスで働いているフランス人と結婚してイギリスに暮らす場合はこんなに金を払う必要はないという、なんともアンフェアな仕組みなのです。
ま、文句言うててもしゃあないし、「この国に住まわせていただいている」という感謝の気持ちを忘れずに(怒)、このお金を支払うわたしとマーク大先生なのでした。
外国で『外人』として暮らすのって、簡単じゃないのです。
延長の申請の時も英語力証明って必要なんですね。。私はあと2年後に更新なので、のんびり構えてましたが、2,000ポンド近いお金が出ることを考えると、今のうちから準備しなきゃいけないんですね(。º̩̩́⌓º̩̩̀).゜
永住権とって、早くVISAから解放されたいですね。。
延長の申請条件、見てみたところほとんど1回目の申請条件と変わらないですね。英語力の条件がA1レベルからA2レベルに引き上げられてたくらいですかねえ!ヘルスケアチャージの500ポンドに関しては、結婚して2年半ちゃんとイギリス人たちと同じように税金をこの国に納めてきているのに外国人ということでプラスで払わなくちゃいけないのはアンフェアだなと感じました。お金はためておいたほうがいいかなと思います。申請料自体も第1回目の時はホームオフィスで即日発行のサービスを使っても1000ポンドくらいだったはずなのにそれがたったの2年半で1300ポンドまで上がっていたので…!!ぐあーん。