こんにちは、チオリーヌです。
毎年7月後半から9月にかけて、英エリザベス女王は夏の休暇をウィンザー城で過ごします。
その間、エリザベス女王が普段過ごしているバッキンガム宮殿の内部が一般開放になり、ゴージャスなバッキンガム宮殿内部の見学ができるんです。
そこで今回は2019年7月20日(土)から9月29日(日)に開催される、バッキンガム宮殿内部見学の見どころ、チケット情報、予約方法などをご紹介します。
Contents
バッキンガム宮殿内部見学の見どころ
バッキンガム宮殿内の見学できる場所
バッキンガム宮殿内には小さな部屋から大きな広間まで合わせて775の部屋があります。
そのうち、式典に使われる公式の広間、ステイトルーム(The State Rooms)の19部屋を見学できるのが、毎年夏に行われるバッキンガム宮殿内部見学です。
バッキンガム宮殿内の見どころ
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White Drawing Room
エリザベス女王をはじめとするロイヤルファミリーが外国からの客人をおもてなししたり、セレモニーが行われる際に使われる客間。
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The Throne Room
19世紀初頭に活躍した建築家ジョン・ナッシュによる天蓋付きの王座がある王座の間。この部屋では、1953年にエリザベス女王が女王に即位した際の戴冠式が行われました。
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ちなみにこの王座の間は、ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式の際に記念撮影が行われた場所でもあります。
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The Ballroom
バッキンガム宮殿の部屋の中でも最も大きな広間がこちらのThe Ballroom。昔はコンサートホールとして使われていた部屋だったのですが、現在は就任式や食事会が行われる部屋になっています。
The Grand Staircase
夏のバッキンガム宮殿内部見学の際に最初に見る大階段。
各部屋に向かう前に登るこの大階段はこのさきに広がる素晴らしい部屋たちを見るワクワクを更に盛り上げてくれます。
この階段を登るときの気分はまさにロイヤルファミリーの一員。
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Palace Garden
バッキンガム宮殿内部見学の最後に訪れるのがこちらの広大なお庭。
7月初旬にはエリザベス女王主催のガーデンパーティーが行われる場所として有名です。
ヴィクトリア女王生誕200周年記念の特別展
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毎年バッキンガム宮殿内部見学では、特別展の展示も行われます。
今年はヴィクトリア女王生誕200周年記念を記念した特別展。
18歳という若さで女王に即位したヴィクトリア女王の生涯を振り返りながら、元々は個人の邸宅として立てられたバッキンガム邸をイギリス王室の宮殿、現在のバッキンガム宮殿へと作り上げていったその奇跡の紹介もあります。
またヴィクトリア女王の肖像画やアクセサリー、実際に舞踏会で着用したドレスなども展示されます。
この特別展は、バッキンガム宮殿内部見学のチケットで見学可能です。
おしゃれで素敵なものに溢れたお土産ショップのグッズ
ロンドンの様々な観光スポットにおいて言えることなのですが、公式のお土産グッズがおしゃれ。
特にこのバッキンガム宮殿内部見学で訪れることのできるお土産ショップは、欲しくなるものがいっぱいあるはずです。
エリザベス女王をモチーフにしたグッズから、エリザベス女王がこよなく愛したコーギー犬のぬいぐるみまで子どもも大人もワクワクするグッズがたくさん並んでいます。
バッキンガム宮殿内部見学開催日時
2019年7月20日から9月29日の約2か月間に渡って開催されるバッキンガム宮殿内部見学。
2019年7月20日から8月31日
9時30分から19時30分
2019年9月1日から9月29日
9時30分から18時30分
バッキンガム宮殿内部見学のチケット
バッキンガム宮殿内部見学チケットのメインの2種類をご紹介します。
チケットはすべて時間指定となります。
バッキンガム宮殿に直接出向いて、チケット売り場でチケットを購入することもできますが、混雑しているときはすぐに入ることのできるチケットの購入は困難。
さらに完売の場合にはその日に入場することはできません。
最善策は事前にオンラインでチケットを購入しておくことです。
The State Roomsチケット
式典などが行われる公式広間19部屋と特別展、ガーデンの見学ができるチケット。
日本語のオーディオガイドを貸してもらえます。
見学時間はおよそ2時間半を見ておくといいでしょう。
- 大人 £25
- 60歳以上と学生 £22.80
- 17歳以下と身体障害のある方 £14
- 5歳以下 無料
【The State Roomsチケットはこちらから(英語)】
海外の現地オプショナルツアーを幅広く取り扱う、楽天グループの『Voyagin』を通して、安心して日本語でバッキンガム宮殿内部見学チケットを購入することが出来ます。
Royal Day Out チケット
式典などが行われる公式広間19部屋と特別展、ガーデンの見学に加え、
- バッキンガム宮殿にあるThe Queen’s Gallery(ザ・クイーンズ・ギャラリー)で開催されているレオナルド・ダ・ビンチ没後500年を記念し、ダ・ビンチ作品が200以上集結している展覧会の入場券。
- さらには、エリザベス女王を始めとするロイヤルファミリーが実際に式典などで使用している馬車や馬たちを見学できるザ・ロイヤル・ミューズ(The Royal Mews)の入場券
がセットになったチケット。
まずはザ・クイーンズ・ギャラリーでダ・ビンチ作品を鑑賞。
それからザ・ロイヤル・ミューズで馬や馬車を見学した後、公式広間の見学をする流れです。
Royal Day Outチケットでは、公式広間19部屋の見学開始時間、ザ・クイーンズ・ギャラリーの見学開始時間が指定されています。
ザ・ロイヤル・ミューズの見学も合わせて合計4時間半ほどかかります。
ザ・ロイヤル・ミューズ、ザ・クイーンズ・ギャラリーはそれぞれ単体でもチケットを購入して見学することができますが、Royal Day Outチケットはすべてがセットになったお得な値段になっています。
- 大人 £45
- 60歳以上と学生 £40
- 17歳以下と身体障害のある方 £24.50
- 5歳以下 無料
【Royal Day Outチケット購入はこちらから(英語)】
- ザ・クイーンズ・ギャラリー 大人£13.50
- ザ・ロイヤル・ミューズ 大人£12
- ステイトルームチケット 大人£25
合計すると£50.50になるから、Royal Day Outのセットチケットは£5.50お得だね。
バッキンガム宮殿内部見学への行き方
バッキンガム宮殿内部見学の入り口は、バッキンガム宮殿を正面に見て、左側の方にあります。
内部見学期間中はしっかりと標識も出ているので、すぐに分かります。
最寄り駅は地下鉄Victoria、Green Park、St. James’s Park、Hyde Park Corner。
どの駅からも徒歩圏内です。
バッキンガム宮殿内部見学においての注意点
- 指定された時間に入場口に並ぶこと。
- ドレスコード等はありません。見学の最後には庭を通り抜けるので、雨が降っている場合には足元が汚れる場合があります。
- お庭での写真撮影は可能ですが、バッキンガム宮殿内の写真撮影は禁止です。
- バッキンガム宮殿内で許されている飲み物はボトルに入った水のみです。その他の飲食は禁止です。
- トイレはバッキンガム宮殿内部見学の最終地点のガーデンにあるもののみです。見学前になるべくトイレは済ませておきましょう。
- バッキンガム宮殿内にはベビーカーの持ち込みはできません。
一度購入したチケットは開催期間中何度も使える
バッキンガム宮殿を含むRoyal Collection Trustの建物の多くが、一度チケットを購入すると、その日から一年間何度でも訪れることができる1-Year Passに変更することが可能です。
バッキンガム宮殿内部見学も同様、Royal Collection Trust公式サイトや公式チケットオフィスから一度チケットを購入すると、その年の開催期間中、なんどでもバッキンガム宮殿内に入ることができます。
1-Year Passへの変更方法
- バッキンガム宮殿内部見学の会場から出る前に、チケットに名前を記入。
- 会場内のスタッフに「1-Year Pass」にしたいことを告げると、スタンプを押してくれます。
- スタンプを押してもらったチケットを次の訪問まで保管しておきましょう。
- 再度訪れたい日にバッキンガム宮殿のチケットオフィスへ、スタンプをしてもらったチケットとパスポートや運転免許証など、あなたの身分証明証を持っていくと、その当日に入ることができるチケットを発行してくれます。
注意点
バッキンガム宮殿は期間限定のイベントなので、1-Year Passを持っていても再度訪れたい日に入場出来ない可能性もあります。
£2の手数料はかかりますが、電話で予約することも可能です。
その際には、スタンプ付きの1-Year Pass、そしてあなたの身分証明証を持っていきましょう。
イギリスの美術館や博物館の建物も迫力満点ですが、さすがイギリスの女王が暮らしている宮殿というだけあって、バッキンガム宮殿内のゴージャスさは桁違い。
外から見た感じは割と地味なバッキンガム宮殿ですが、内部の破壊力は想像を超えています。
毎年たったの2か月間限定なので、この機会をお見逃しなく!