
こんにちは、チオリーヌです。
ワーキングホリデーや留学、駐在で海外に暮らす際、日本円をどうやって海外の銀行に送金しようか迷うところですよね。
日本の銀行口座から海外の銀行口座への海外送金は、手数料も高いし、時間もかかる……。
そこでオススメなのが、『Transferwise (トランスファーワイズ)』という国際送金サービス!
今回はそんな、海外送金に便利なトランスファーワイズの口座開設から使い方まで詳しく写真図解入りで説明していきます。
Contents
トランスファーワイズとは? 仕組みと送金方法
安くて速く、そして簡単に送金できるオンライン海外送金サービスがTransferWise(トランスファーワイズ)。
トランスファーワイズの特長
- 銀行の最大8分の1の手数料で海外送金が可能
- 海外送金が一日以内に完了も可能
- 全ての手続がオンラインで可能
- アカウント開設・維持費は無料
- サイトもカスタマーサービスも日本語対応
- マイナンバーなしでも送金可能(だだし実家など郵送物を受け取ることのできる日本の住所が必要。さらにその住所が記載されたパスポートや日本の運転免許証が必要)
トランスファーワイズの手数料が安い理由と送金方法
トランスファーワイズの手数料が安い理由は、中継銀行を通さないから。
- 送金銀行(日本)
- 中継銀行その1(日本)
- 中継銀行その2(海外)
- 受取銀行(海外)
海外の銀行に到着するまでに、他の銀行を中継していくので手数料がどんどん加算されていきます。
- 送金人が日本のTransferWiseの口座にお金を振り込む
- その金額をTransferWiseが受取人の国の口座へと振り込む
日本からアメリカに送金する際の例で見てみると……
- 送金人の銀行口座→TransferWise日本口座
- TransferWiseのアメリカ口座→アメリカの受取人の銀行口座
国内送金を生かした仕組みになっているので、手数料が安く抑えられます。
日本人がワーキングホリデーで行くことのできる国の通貨には全て対応しています。
【日本から送金可能な国をチェックしてみよう】
トランスファーワイズ、海外送金の安全性と評判
トランスファーワイズの評判
筆者チオリーヌ自身も3年間ほど毎月利用していますが、一度もトラブルはありません。
イギリスに暮らす日本人の方々も多く利用されていますが、大きな問題を耳にしたことはありませんね。
トランスファーワイズの安全性について
- 関東財務局により、資金移動業者として認可されている
- 送金時に振り込んだお金は履行保証金として法務局に保全
- 万が一の場合でも保証されている
- 現在世界中で400万人以上の利用者
- 毎月の送金額は約4160億円以上
トランスファーワイズの手数料

トランスファーワイズの手数料はとても分かりやすいのが特長的!
送金したい日本円の金額を入れると、手数料が明確に表示されます。
日本の銀行から海外送金をしようとすると、明確な手数料が最後にならないとわからないことも多く、結局思っていた以上に手数料がかかることもしょっちゅう!
そんな不安がトランスファーワイズにはありません。
そして手数料は日本の銀行から送金するよりも圧倒的に安いと言えます。
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トランスファーワイズ 口座開設の方法と使い方
トランスファーワイズの口座開設の方法と使い方を写真図解入りでわかりやすく説明していきます。
まだ、海外の銀行口座を持っていない場合でも口座開設の手続きは可能です。
- 現在はまだ日本にいる
- 海外の銀行口座を持っていないけど、口座開設だけしておきたい
上記の2つに当てはまる方に、「口座開設だけしたい方」という形で、同時にご紹介していきますね。
1.トランスファーワイズ 「口座を開設する」をクリック

まずはトップページの「口座を開設する」をクリック。
2.メールアドレスとパスワードを入力

メールアドレスと好きなパスワードを入力して「口座を開設する」をクリック。
ちなみにGoogleのアカウントやFacebookのアカウントでもトランスファーワイズを使うことも出来ます。
3.日本円の送金額と送金したい国の通貨を選択

送金する金額、例えば日本円ならJPYを選択して金額を入力。
そして送金したい国の通貨を選択。
するとレート換算された金額や、送金手数料が表示されます。
4.送金人を選択

送金人の情報を入力していきます。
あなた自身が日本の口座にから送金する場合は「個人口座」を選択します。
5.あなたの情報を入力する

あなた自身の生年月日や住所などを入力します。
ここには日本の住所を入力します。
マイナンバーをお持ちの方
後で日本の住所を証明する身分証明証(マイナンバー)をアップロードするので、その身分証明証(マイナンバー)に記載されている住所と同じものを書きましょう。
海外在住でマイナンバーを持っていない方
海外在住で、マイナンバーを持っていない場合には、パスポートや日本の運転免許証に記されている住所で、なおかつ、後にトランスファーワイズから送られてくる郵便物を受け取ってくれる人が居る住所を書く必要があります。
ここまで登録すれば、現在開いているタブは閉じていただいて大丈夫です。
そして口座開設だけしたい方は別のタブで、【こちら】のページを開いてください。
このページでは本人確認、住所証明の書類をアップロードします。
日本からの送金には身分証明書書類とマイナンバー関連書類のご提出が必要となります。
受付可能な身分証明書類
写真の四隅が欠けていないことにご注意ください。
- 運転免許証 (表面、裏面の両方)
- 日本国パスポート(顔写真面と所持人記入欄を必ずご送付ください。旅券番号が鮮明に確認でき、所持人記入欄は日本語でご氏名とご住所が記載されている書類が有効です。)
- 住民台帳基本カード(表面、裏面の両方)
- 運転経歴証明書(表面、裏面の両方
受付可能なマイナンバー書類
- マイナンバーカード(こちらのみのご提出で本人確認を完了することが可能です)
- マイナンバー通知カード
- マイナンバーが記載されている住民票(発行日から6ヶ月以内)
トランスファーワイズ側でのあなたの本人確認が完了後、ご登録のご住所へ簡易書留(転送不要)にてアクティベーションコードが郵送で送られてきます。
アクティベーションコードをプロフィール画面にて入力することにより、ご住所登録が完了します。
口座開設だけしたい方の手続きはここまでやればOKです。
6.受取人の口座を登録する

送金する相手を選択します。
あなたの海外の銀行口座に送金する場合は、「自分自身」を選択します。
7.受取人の情報を入力する

受取人のメールアドレス、口座名義、口座情報を入力をします。
あなた自身の海外の銀行口座にお金を送金する場合には、お持ちの海外の銀行口座の情報を入力しましょう。
8.本人確認の書類をアップロードする

本人確認書類をアップロードします。
マイナンバーをお持ちの方


マイナンバーカード(通知カードではない)をお持ちの方は、本人確認書類はマイナンバーカード1枚でOK!
マイナンバーカードをスキャン、もしくは写真を撮って、アップロードしましょう。
マイナンバーをお持ちでない方

現在日本に居住しておらず、マイナンバーを持っていない場合は、日本のパスポート、日本の運転免許証のスキャンか写真を撮ってアップロードします。
さらにマイナンバーカードを登録するページで「現在、日本に居住していない」を選択し同意書に同意する必要があります。
9.住所確認について

日本のトランスファーワイズのみ、住所確認というプロセスがあります。
簡単に説明すると、登録した日本の住所にトランスファーワイズから2~3日ほどで手紙が届きます。
その中に4桁のコードが書かれているので、届いたら自身のアカウントページでコードを入力し、住所確認を完了される必要があります。

- 初めてトランスファーワイズで送金する場合
- 10万円以下の場合
住所確認が取れていなくても送金することができるよ。
でも、2回目以降の送金の際は必要になるので、届いた手紙の中に書かれているコードを入力するのを忘れないようにね。
一度住所確認が済めば、何度でも送金ができるようになるよ
10.送金の目的を選択

送金の目的を選択します。
毎月の生活費、医療費、貯蓄などなど項目がでてくるので、お金を送金する理由として一番しっくりくるものを選びましょう。
11.送金内容を確認する

あなたの送金内容を今一度確認します。
金額は合っていますか?
12.入金方法を選択する

入金方法を選択します。
「銀行振り込み」を選択すればOK!
13.トランスファーワイズ ジャパンの銀行口座に振り込む手続き

トランスファーワイズジャパンの銀行口座(三菱東京UFJ銀行の恵比寿支店)に、送金したい金額を振り込み作業をします。
トランスファーワイズの仕組みでお伝えしましたが、トランスファーワイズは国内での銀行間の送金を活用しています。
- 自分の口座からトランスファーワイズの銀行口座に振り込み
- TransferWiseの海外口座→受取人の口座へ振り込み
この流れになります。
上の画面が出てきたら、他タブ・ウィンドウで自分の銀行のオンラインバンキングを開いて送金を済ませましょう。
- あなたが振り込みを行う銀行口座の名前と、トランスファーワイズの送金元として登録した名前が一致しなければなりません。結婚して名前が変わっている方は要注意!
- 振り込みを行うときに、振込名義人の欄にPから始まる会員番号を必ず入力すること。これを忘れると、送金がかなり遅れます。
14.あとは手続きを待つだけ
ここからは手続きが済むのを待つだけ。
初めての送金の際には、本人確認の書類をトランスファーワイズジャパンが確認したりする作業があるため、送金までに数日かかることもあります。
でも2回目の送金からは驚くくらいスムース!
筆者チオリーヌはイギリスに暮らしていますが、イギリス時間の朝にトランスファーワイズを使って日本円を送金すると、昼までにはイギリスの銀行に送金完了していることがほとんど。
10:00 トランスファーワイズジャパンで日本円30万円分をイギリスのロイズバンクに送金する手続きをする
10:10 楽天銀行のオンラインバンキングを使って、トランスファーワイズジャパンの三菱東京UFJ銀行に30万円を振り込み
10:45 トランスファーワイズジャパンから振り込み確認のメールを受け取る
11:30 イギリスのロイズバンクに送金完了
トランスファーワイズの送金限度額
トランスファーワイズの送金限度額は、1回100万円。
一日100万円ではなく、1回100万円。
1日の送金額に限度はないものの、何度も送金しようとするとトランスファーワイズ側の判断で一時停止することがあります。
トランスファーワイズは海外在住者の強い味方である理由
現在日本の銀行をはじめ、その他の海外送金サービスの会社において「マイナンバー」の提出を求められます。
マイナンバーが導入される以前から海外に暮らしていた人たちはマイナンバーがありません。
そのため海外送金がどんどん困難になってきています。
トランスファーワイズは現在のところ、マイナンバーの提出がなくても海外送金ができることが、海外在住者にとっての最大のメリットだと言えます。(※2019年8月現在)
ただし、日本の住所が必要になるため……
- 日本の住所として提出できる日本の運転免許証や日本のパスポート
- 日本で郵便物の受け取りが可能な住所(実家や親族の家)
が、ない場合にはトランスファーワイズの利用は難しくなります。
トランスファーワイズの問い合わせ先
トランスファーワイズジャパンでは、日本語でのメールと電話の問い合わせに対応しています。
チャット機能は日本語で対応していません。
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海外に転出前に、トランスファーワイズの登録は済ませておくと、とっても便利。
イギリスの留学、ワーキングホリデー、駐在などで渡英される方は、イギリスのネットバンク Monzoでの銀行口座開設が誰でも簡単、なおかつおすすめです。
今日はそのトランスファーワイズの使い方を解説していくね。